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今週の相場 

今日の東京株式市場は大幅反落となった。先週末のNY市場の通常取引開始後からNYSEにおいて注文殺到から株価表示が上手くいかず売りが売りを呼んだ展開だった。CITのChapter11申請に絡む動きに関しては先週後半の段階である程度織り込んだことはあったが、カリヨン・セキュリティーズの著名アナリストであるマイク・マヨ氏がシティグループに関して10-12月期に100億ドルの損失計上の可能性を指摘したことから金融株に売りが出されたことも地合を悪くさせた側面もある。週明けの市場でCITがChapter11を申請したということが売り口実とされ、オセアニア時間でドル円が89円台前半のところまで突っ込んだが、急速に切り返したことから東京株式市場のオープン時はCME225先物円建て(9,710円)からは乖離せず寄り付いた。その後は連休の谷間ということもあって動意薄のまま時間が過ぎた。中国PMIが良好な数字だったことから上海が朝安後切り返したことからやや戻して引けた。


今週を考えてみればいろいろな材料がある。今日の9月ISM製造業景気指数から始まって週末の雇用統計まであるのだが、これは月初要因。月初要因以外の重大イベントとしてFOMCがあるから厄介なのだろう。もしFOMC声明文で、


The Committee will maintain the target range for the federal funds rate at 0 to 1/4 percent and continues to anticipate that economic conditions are likely to warrant exceptionally low levels of the federal funds rate for an extended period.



上記の"for an extended period"という文言が修正された後の雇用統計で失業率が10%を超えてしまった場合の影響を気にしている嫌いがある。具体的にいえば、特に金利市場においてこの文言が消された場合には短期~中期ゾーン中心に利回りが上昇するが、雇用統計で2ケタの失業率となった場合には一気にこのアンワインドが起きる可能性がある。外為市場においてもドル円で考えてみれば、日本時間5日の早朝4時15分にドル円が買われ、上昇トレンドに一旦向かうが、6日の22時30分に一気に梯子を外されるケースが想定されうる。もちろん雇用統計の数字でnon-farm payrollの数字が思いのほかサプライズでドル金利の上昇に都合のよい解釈がなされれば杞憂に終わるのだろう。従って今週のマーケットの価格形成は様々なノイズの解釈に拠るところが大きいのではなかろうか。


今週の展望を。


■株式:軟調な時間帯が続く

CIT破綻は織り込まれていたものの、FDICが先週末に9行も銀行が破綻したと発表したことはショッキングだった。。破産王ウィルバー・ロス氏の言う商業用不動産の「『大規模』崩壊の初期段階」というのも深刻な話題でもある。従って金融問題が再度燻ぶる局面ではリスク選好とはなりにくく、引き続き軟調な展開となろう。但し経済指標で好調なマクロ動向が鮮明となった場合にはショート筋の買い戻しを誘いやすく、振れには注意すべきである。


■債券:短期債中心に振れは激しい

株式が軟調になるうちは債券がフライ・トゥ・クオリティの観点から買われやすいものの、金利情勢を巡る環境は流動的である。上記イベントリスクから米国債は短期ゾーン中心に振れが激しい時間帯が続く。また、クォータリー・リファンディングが行われることから、長期ゾーンの一段の金利低下は余程ポジティブな材料がないと難しいとも思われる。円債は国債増発の懸念が燻ぶるが、デフレが次第に意識され、株式が軟調なうちは買われやすい地合ではないかと思われる。


■外為:ノイズ・トレード

外為市場はノイズトレードの時間帯。FOMCや雇用統計だけでなくMPCもECB理事会もRBA政策会合もあるため、手がける通貨次第といえる。仮にRBAが25bpの利上げを行った場合の影響も考慮しておきたいが、前月とは異なりクロスマーケットがリスク回避モードであるから、利上げ好感で豪ドルが買われても上値は限定的となる可能性も頭に入れておきたい。


■商品:軟調か

リスクアペタイトが減退している地合においては引き続き軟調となる可能性が濃厚だが、株式と同様で好調なマクロ動向が鮮明となった場合には上に振れる場合があるので注意が必要となろう。


明日は文化の日で東京市場はお休みだが、外為レートはアジア時間でオーダーが少ないままやや振れが激しくなりがちなので、ポジション管理には十分注意を払いたい。


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カテゴリ: 市場視点

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