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今週の相場 

今日の東京株式市場は小反落となった。朝方は日銀短観があったが、これはスルーした格好で利食い売り先行で頭が重い中、ナキールのイスラム債償還期日ということもあり、クロス円が神経質な動きとなっていたことからドル円にも波及、そして先物が売られるという構図だった形。三菱UFJの公募増資の値決めということもあり、銀行株に集中して売り回転が効く展開となった。しかし、13時30分前に、一部通信社がアブダビ首長国はこの日、ドバイ・ワールドの債務履行を支援するため100億ドルを拠出すると発表したというニュースを流したことを受け、一斉に買戻しを誘う展開となった。以下のチャートはユーロ円の5分足である。


EUR/JPY


しかし、これが買い戻し材料となったとはいえ、もう世界にソブリンリスクがばらまかれている状態なので、これをもって一件落着と見るのは早計だろう。ギリシャの問題はまだまだ始まったばかりであり、どこまで拡散していくか不透明な情勢である。


今週は内外で見極めなければならない材料が多い。年末相場の最大のヤマ場となっている。まずはFOMCだろう。先週末の11月の小売売上や12月のミシガン大学消費者信頼感指数は文句なしの数字だった。値引き販売が相当横行しているとはいえ、雇用の回復がベースとなっているとすれば、好循環という感じがしないでもない。もちろん、景気の先行きに経営者が自信をもっていないので、人材派遣など非正規部門の採用が伸びているということもあるわけで、一概に米国経済が立ち直ったとみるのは拙速だろうが、Non Farm Payrollが1万1千人の減少にとどまり、もう少しで雇用が増加するというところまで至ったことを鑑みれば消費者信頼感は回復するのは自明である。そうなれば市場では「強いドル」ということを意識せざるをえないのだが、その中で行われるFOMCということになる。ここでの焦点は、ステートメントの記述である。具体的には、


・金利政策において"For an extended period"という文言に変更があるか?
・出口戦略を匂わす文言が盛り込まれるか?


ということだろう。まず(見た目とはいえ)雇用や消費が回復している中で、前者の"For an extended period"という文言を維持し続けるだけの合理的な理由をどこに見いだすか?というところは本当に興味がある。バーナンキ議長は先週の講演で"Significant headwinds remain"という文言を敢えて使って早期利上げ思惑に先走る市場を牽制する動きがあったが、消費者のデータを受けてそのトーンを貫き通せるかどうかが焦点だろう。もし上記文言が外れ、利上げが前倒しになるというニュアンスをステートメントで示した場合は明らかにドル高要因となるしDJIAの下方バイアスは加わるだろう。また、出口戦略を匂わす文言からすれば、「リバースレポ」などの具体的な資金吸収オペに絡むことが出てくるかどうかも注目である。バーナンキ議長も"use of a short-term funding method known as reverse repurchase agreements"としている訳であり、フィラデルフィア連銀のプロッサー総裁(投票権無し)も同様な発言を行っている。


次に日銀の金融政策決定会合も焦点だろう。今月はじめに異例の臨時会合が行われたが、スキーム的には「ターム物金利までを最低0.1%にする」ということで、「利下げ」に近い効果を狙ったものだったが10兆円の資金を使うことを強調し白川総裁が「広義の量的緩和」というような感じなので、それ以上の政策を打つのではないかという思惑も働いている。考えうるオプションとしては、


・「10兆円枠」の拡大
・輪番増額
・時間軸政策


この3つが挙げられる。「10兆円枠」の拡大は今のところオペを始めたばかりなのですぐに増額ということにはなりにくいが、金利の低め誘導という効果を一段と強めたいとするならばありえない選択肢ではない。輪番増額に関してはマネタイゼーションに繋がるおそれもあるが、中長期ゾーンの金利を抑制したい場合には有効なオプションでもある。時間軸効果に関しては過去同様CPIがプラスになるまで緩和的な政策をとるというスタンスをとるのか、あるいは一部指摘があるように名目GDPがプラスになるまで緩和的な政策をとるのか?ということもある。前者からすれば展望リポートにより2011年までマイナスが続くとの見立てであるとするならば、なかなか金融緩和解除が出来ないが、後者であれば、政策対応を促す意味で政府側にボールが投げられるわけだし、もう少し柔軟な対応も効くかもしれない。


そんな感じのイメージで、とりあえずFOMCと日銀会合がひとつの年末の重要なヤマ場であるので、これで何が出てくるかというところが各マーケットの反応として反映されていくだろう。


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お知らせ

米労働省のRSSフィードをTwitter上のタイムライン(TL)に流すBlsBotの試験運用を開始しました。今のところcronはオートではなくクライアントタスクで運用しておりますが、来月をめどに本格的にサーバ上での運用を目指しております。TLのイメージ(Tween)ではこんな感じです。


Bls_Bot


今のところサポートしている指標はNon Farm Payroll、失業率、CPI、PPIのみですが、年初を目処に雇用統計の詳細(時間あたり平均時給など)もカバーする予定です。フォローは、


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からお願いします。なお、利用用途は自由ですが、本Botの使用ならびに閲覧によって生じたいかなる損害にも責任を負いませんので、ご容赦願います。投資はあくまでも自己責任においてなされますようお願いします。また試験運用中であり、バグ発生やテスト実施等が見込まれますので、予めご注意願います。特にシステム運用系におかれましては、本Botをソースに組み込む際はこの点を踏まえくれぐれも慎重になさってくださいますようお願いします。


また、商務省センサス局のBotも検討中であり、小売売上、貿易収支、建設支出、新築住宅販売、耐久財受注などがカバーできると思います。


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