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China View Jun.2011~生産・消費・投資は底堅い 

7月13日までに6月分の中国の経済指標が発表された。以下は国家統計局及びPBOCが公表した各指標(M2、新規融資はPBOC)。

・4-6月GDP 9.5%
・鉱工業生産 +15.1%(YoY)
・小売売上 +16.8%(YoY)
・CPI +6.4%(YoY)
・PPI +7.1%(YoY)
・1-6月固定資産投資 25.6%(YoY)
・M2 15.9%(YoY)
・RMB建て新規融資 6339億元



4-6月GDPについては前年同期比9.5%の伸びとなった。1-3月の同9.7%からは減速していたものの、市場予想の9.3%増を上回るものとなった。


鉱工業生産は5月の前年同期比13.3%増から加速、15.1%増となり2010年5月以来の高い伸びとなった。以下は鉱工業生産指数の推移(出所:国家統計局)。


China Industrial Production 20110713.



鉱工業生産については4-5月と自動車の伸び率がマイナスとなっていたが、6月は3.6%増とプラスに浮上してきていることから、おそらくは東日本大震災後のサプライチェーン障害がある程度解消されてきている可能性がある。また国内の自動車販売については、国家統計局ベースの小売売上を見る限りにおいても5月は前年同期比13.6%増であったが、6月は同16.9%増となってきていることから、国内の自動車需要も高まってきている。さらに輸出の数量が伸びてきていることから、好調な外需にも支えられている。このことからサプライチェーンが復旧していくに従い、おそらく在庫が不足気味に推移していた側面もあることから、自動車生産については今後高い伸びとなっていくことが期待される。また粗鋼生産や鉄鋼製品生産についても伸び率が加速していることから、加工組立産業全体の需要が高まっていることを示している。さらにセメントの生産も前年同期比で19.9%増となってきていることから、公共投資や建設投資についても加速していることが示唆されている。このことから市場予想に反して高い生産の伸び率となっている。発電量は季節的な影響もあり、急増してきている。生産は5月までモメンタムが低下していたが、6月に切り返していることから今後モメンタムが増大していけば5-6月がターニングポイントだった可能性がある。


1-6月の都市部固定資産投資は前年同期比25.6%となっており、1-5月から伸び率がやや鈍化した。以下は都市部固定資産投資の推移(出所:国家統計局)。


China Fix Investment 20110713.



第3次産業の投資はここにきてやや伸び悩んできているんものの、第1次産業の伸びが加速してきている。資源開発などの投資が増加してきているものと思われる。また第2次産業の投資についても伸びが加速していることから、加工組立産業を中心にストック投資が継続しているといった形となっている。投資については(不動産投資を含めて)PBOCが金融引き締めを通じて抑制しようとしているにも関わらず高い伸びとなっており、今後も引き締め姿勢を継続していく可能性があるように思われる。


マネタリー指標では、6月のマネーサプライM2は前年同期比15.9%増、RMB建て新規融資は6339元となった。以下はマネタリー指標の推移(出所:PBOC)。


China Monetary Indicator 20110713.



5月にM2は前年同期比15.1%増、RMB建て新規融資は5516億元となっていたが、6月はそれぞれ加速してきている。確かに引き締めの効果から新規融資は抑えられているといえるが、それでもなお5月から加速していることから、資金需要は相変わらず強いことが示されている。当局は先週利上げをを行っており、7月の新規融資についてどの程度抑制されているかに関心が集まるところだろう。またインフレ率が高まってきていることを踏まえると今後当面は引き締め姿勢を継続していくものとみられ、利上げについても年内に打ち止めとはなりにくい可能性もある。インフレについては食料価格の高騰に加え、非食品価格についても前年同期比で3%の伸びとなってきていることを踏まえると、価格上昇圧力が幅広くなってきているものとみられ、さらに今後賃金インフレ等二次的影響も懸念されていくことから、当局は警戒姿勢を当面崩さないものとみられる。



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カテゴリ: 市場視点

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