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2010年1月期中銀サーベイ 

今日の東京株式市場は反落した。米国株安・円高・国内政局といった悪材料があった相場だったが、とりあえずここまでの過熱感を冷ます意味でもヘルシーな押しだったのではなかろうか。とはいえ、通常国会は予算を決めるわけであり、予算審議が長引けば景気にもマイナスのダメージを与えることになる。この点は留意しておきたい。しかし、底堅い展開だった。ドル円の下値も固く、主力銘柄のVWAP買いもまだまだ入っていたようだ。とりあえずは「米系」は3連休なので、戻りきって買い上げるという感じではなかったのだろう。


1月8日-15日までの期間、Twitter上で市場関係者並びに中銀ウォッチャーを中心にアンケートを行った。アンケートの質問及び結果は以下のとおりである。


Fedのゼロ金利解除時期はいつ頃とお考えでしょうか?
2010Q1 00%
2010Q2 00%
2010Q3 323%
2010Q4 538%
2011Q1 18%
2011Q2 323%
2011Q3以降 18%
2010年末のFF金利の誘導目標はどの程度と予想されていますか?
0-0.25% 431%
0.25% 18%
0.5% 754%
0.75% 00%
1% 00%
1.25%以上 00%
Other 18%
1月のFOMCの声明文について(複数回答可)
"for an extend period"変更 00%
雇用の見通し 325%
物価の見通し 217%
住宅市場の見通し 217%
公定歩合引き上げ 00%
変更なし 433%
Other 325%
複数のチェックボックスを選択できるので、割合が 100% を超えることがあります。
Other回答は「"for an extend period"変更」及び「住宅市場の見通し」が2票です。
MBS買い入れについて
延長すると思う 217%
延長しないと思う 1083%
Fedの注目ポイントについて
物価(CPI/PCEデフレータ) 18%
雇用(NFP/失業率) 969%
インフレ期待(BEI) 215%
貸出・マネーサプライ 00%
設備稼働率 00%
住宅市場(含モーゲージ金利) 00%
長期金利 18%
金融機関の流動性 00%
Other 00%
ECBの政策金利について
0-0.5%(利下げ) 00%
0.75%(利下げ) 18%
1.0%(現状維持) 862%
1.25-1.5%(利上げ) 431%
1.75-2.0%(利上げ) 00%
2.0%以上 00%
日銀のスタンスについて(複数回答可)
国債買い入れ増額 00%
新オペのターム延長 217%
新オペの供給量拡大 18%
時間軸政策の強化 217%
その他資産の買い入れ 00%
利下げもしくはゼロ金利 00%
何もしない 758%
Other 00%
複数のチェックボックスを選択できるので、割合が 100% を超えることがあります。

今後注目すべき中銀
人民銀行。一応、通貨政策は注目。
中国。元の切り上げの時期と影響。RBAの動向。 中国と密接に関連しており、中国の調子がよければ RBAがまた利上げすると思う。なんといってもECB。今回の危機の解決を大義名分に、財政政策を機動的に実現できるような枠組みに改変していく動きが出てくるように思う。域内不均衡の更なる悪化について、歯止めをかける方策がなった場合、対ドルで大きく買われることになってくると思う。中国の台頭があるから、ユーロは早々に手を打たなければ、通貨統合が壮大な実験であったというオチしか残らなくなってしまう。南アフリカ
Reserve Bank of Australia, Bank of Canada

 



上記のような結果となった。まず、Fedの利上げの時期について、最短で2010Q3と予想されている。"for an extend period"という声明文の効果は、シカゴ連銀エバンス総裁の発言(Bloomberg参照)によると最低3回-4回以上の据え置きとしている。以下は今年のFOMCの日程である。


January 26-27
March 16
April 27-28
June 22-23
August 10
September 21
November 2-3
December 14


つまり今月のFOMCで仮に"for an extend period"という文言を変更してから3回後のFOMCで利上げが行われるというコンセンサスとなる。最短で6月ということになる。しかし、利上げが現実的に論じられるのが、MBSの買い取り終了後ということになるのだろうから、最短で2010Q3となるとの読みもあろう。半面で今年は出来ないという意見も多く、このあたりはFedの金融政策に関して市場関係者の中でも見解が分かれるといったところだろうか。


連続利上げの有無であるが、2010年末にFF金利が50bpとなっていることから勘案すればこのあたりは分かれるのではなかろうか。すなわち、0-0.25→0.5%という形で1回の利上げを行うか、0-0.25%→0.25%→0.5%という形で利上げを行うか?といったところだろう。年内利上げが出来ない人もいるわけなので、0-0.25%のままという意見も少なくない。


1月のFOMCの声明文であるが、変更なしとしている意見が多い。雇用の見通し変更と答えられた方は12月の雇用統計の発表前に集中しており、その後は雇用の見通しについては変更しないという見解が多数となっていた。裏を返せば12月の雇用統計を持って雇用が一段と上向きになったというだけの妥当性を持っていないと見ている人が多いのだろう。物価の見通しの上方修正を見ている人もいる。このような方はBEI(Break Even Inflation)や米国のCPIなどの推移からすれば米国の物価はもはやデフレを懸念するよりもインフレを懸念すべき時期に来ていると判断しているのだろう。MBS買い入れ延長は12月のFOMC議事録において「少数の」メンバーから出された意見であるが、これに関しては大半の方が延長論に対して否定的見解を持っている。Fedの注目ポイントとすれば、69%が雇用と答えている。現状の米国の最大の問題は雇用であり、ここが改善しない限りは性急な政策判断が出来ないわけだし、改善すれば当然政策判断の変更を余儀されなくなるということである。今のFedは物価よりも雇用を重視しているスタンスを取っているという見方が大勢だろう。


次にECBであるが、大半が現状維持である。これはECB高官発言が出口戦略に前向きなものであることからいずれ出口方向に進むのであるが、中東欧やPIIGSの情勢が依然として不安定であり、少なくとも引き締めには向かいにくいだろうというのがコンセンサスである。1月の日銀会合に関しては何もしないというのが多数だが、時間軸政策の強化、新オペ供給量拡大、新オペのターム延長を考慮している方もおられる。


最後に注目するその他の国の中銀はやはりPBOC(中国人民銀行)の動向だろう。2010年は米中の金融政策から目が離せない。


【御礼】

今回アンケートにご回答頂き誠にありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。定期的にサーベイを予定しておりますので、お時間がありましたらまた、ご意見お寄せ下さいますよう、お願い申し上げます。


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