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ギリシャ問題はいよいよ佳境へ~「ビッグイベント」の休日を迎え 

今日の東京株式市場は反発した。昨日のNY市場でロイターがドイツの与党関係筋がユーロ圏諸国の政府がギリシャを支援することで原則合意と伝えたことからDJIAは急騰、一時231ドル高まであったものの、ドイツ当局高官から否定するような発言があってやや伸び悩むも、ギリシャ問題が解決するのではないかとの思惑から買い戻しを誘った。それを受けての東京市場であるがギリシャ問題解決の思惑から朝方こそ買われたものの、次第に戻り売りが優勢となり、後場になるとユーロが売られていく中で次第に値を消していく展開、結局指数は安値引けとなった。


ギリシャ問題に関しては明日のEU緊急首脳会合が最大の関心事であり、佳境へと向かっていく。本日はギリシャの公的部門のゼネストが行われたりするなどピリピリとした雰囲気の中で行われる。明日は東京株式市場は休場のため、いつかのデジャヴをみているような感覚である。FTのトップエントリは"Berlin looks to build Greek ‘firewall’"という内容であるが、各国の足並みが揃っているとは言い難く、まだ予断は許さないという事実が浮き彫りになっている。


■ドイツ

Germany would be expected to take the lead in marshalling financial support for a Greek bail-out.
(ドイツはギリシャの救済を金融面でサポートしていく)

We’ve had to face up to the fact that what is now a Greek problem could turn into a European one
(ギリシャの問題は統一ユーロ(の問題)に変わっていくという事実に直視すべきである)



■英国とスウェーデン(ユーロエリアの外側・単一通貨ユーロを使わない国)

if Greece required help, the International Monetary Fund was best placed to supply it.
(もしギリシャを助けたくば、IMFを使うのがベストな手段だ)

A Swedish official said: “The IMF has the technical knowledge”.
(スウェーデン当局:「IMFは技術的に精通している」)

“The fund has the expertise and the resources,” said one UK official. “We are supporting the eurozone in whatever they do, but we felt the IMF route should not have been excluded at an early stage.
(英国当局:「IMFは国家救済に熟達している」「我々はユーロ圏を支えていくつもりであるが、初期の段階においてはIMFルートを遮断するべきではないと考えている」)



こんな感じである。単一通貨ユーロを使っているドイツやフランスからすればEUで解決すべき問題である、というスタンスを取っているのに対してユーロエリアの外野の英国やスウェーデンなどはIMFを使うべきであるというスタンスである(ドイツなどがIMFを使いたくない理由はNGTNさんのエントリ参照)。欧州委員会のメンバーには英国もスウェーデンも含まれるので、何らかの反論が出されることは十分考えられる。従って、ギリシャ救済というコンセンサスは成り立つのだろうがそのスキームについては隔たりが生じていくのではなかろうか。ドイツはギリシャに対してローン保証以上の援助を考えていると伝わっているが、どこまで詰めることが出来るのか、ここが焦点となろう。


一方でアメリカはこの問題からは一線を画している。欧州圏の問題は欧州で解決すべきということなのだろう。ガイトナー財務長官はG7会合で、


I’m confident they can manage this, and manage it well
(私はギリシャを最善な手段で処理出来ると信じている)



と留めるのみで、具体的なスキームについての言及はしていない。結局この問題にはあまり突っ込みたくもないのだろう。無論金融システムが安定しており、ややドル需給はタイトにはなっているものの、流動性が確保されている時点では静観の構えといった感じである。Fedにとっても同様でバーナンキ議長の議会証言は延期されたが、証言内容の原稿は公表される。その文面でソブリンリスクに関する言及があるかどうかを見極めたい。さらにFedタルーロ理事やフィラデルフィア連銀プロッサー総裁などの発言もあるため、この点に関する言及に注目される。


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