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金利の話 

今日はネットの調子が悪くマーケット関係のエントリが書けません、あしからず。


一昨日、昨日と金利の話、さらに財政といったアプローチから少しマーケットを考察してきた。そこで少し金利について思うところをつらつら書いてみたい。


金利というのは不思議なもので、あらゆるマーケットを動かす決定材料となるし、経済活動も動かす。


マーケットでは、(日本ではもうゼロ金利に慣れてしまったせいなのかわからない向きも多いが)それは株式市場においても商品市場においても相場変動要因となる。現段階では、グローバリゼーションの発展により24時間アクセスできるクロスマーケット動向を観察し、常にどの方向にマネーが流れていくのかを丁寧に追って行く必要がある。そのマネーフローのキャリーコストを考える上で短期金利の動向は極めて重要であり、それを決定する中央銀行の動向は常にウォッチしておく必要がある。


しかし、低金利の状態で時間軸政策を敷いたとしてもイールドカーブがスティープ化することがある。なぜならば昨日の米国債のエントリでも考察したように財政当局が大量のファンディングを行うことで債券市場の需給が悪くなっているからだ。日本ではデフレの状況であり、いわゆるリクイディティ・トラップに陥ったままなので、運用難により円債選好となる(円債暴落論を唱える向きはこの視点が不足している)ので、今のところ長期の債券の需給は他国よりも安定している。


しかし、デフレから脱却するとき、すなわちリクイディティ・トラップから脱却するとき、財政当局が財政再建にコミット出来ない、すなわちマーケットからの信任が得られず、相変わらず円債市場の需給が悪くなるような状況ではと一気に円債のイールドカーブもスティープ化していくのだろう。横並びの円債市場参加者がデュレーションを一斉に短期化させたら一気に、いった感じなのだろう。さらに10年債利回り2%の壁を超えたらアインホーンみたいな外国人が売り崩しに掛かるだろう。


O/Nやターム物といった短期ゾーンにおいてイニシアティブを握るのは中央銀行だが、長期ゾーンは財政当局による影響度が増してきている。これがリスクプレミアムといったところになるのだろう。


マーケット的には、キャリーコストである短期金利の動向こそキーとなるが、実体経済では長期金利の動向も重視しなければならない。日本においてはデフレである以上、長期金利に上昇バイアスが掛かることについてさほど心配はしていないが、デフレから脱却するときには当然長期のイールドは立つ。そうなれば経済全体にとってもきつくなる。


それまでに財政当局は効果的な景気対策を行いつつ、マーケットに対して財政再建をコミットすることが求められるのではないだろうか。



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