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国内マクロ定点観測~2月鉱工業生産指数 

今日の東京株式市場は反発した。日経平均は期末事情もあり好需給から11,000円の大台をキープして引けた。過熱感はあるものの、堅調な値動きとなっている。短観を囃し立てる動きもあるが、売り手が少ないのもあるのかもしれない。但し、国内機関投資家は新年度から益出し売りを行うものと思われ、それを吸収する主体次第ということになるのかもしれない。債券市場は反発した。円債市場で10年利回りが1.4%の大台を一時打つ場面があったが、その後は買い戻し優勢の展開となった。1.4%が心理的に意識されたのかどうかはわからないが、一旦は押し目買いが入りやすい水準だったのだろう。外為市場はPBOCの貨幣政策委員会委員に任命された夏斌氏が、中国はできるだけ速やかに人民元の段階的上昇を再開すべきと発言し、それに反応したもののリスク選好の動きからクロス円主導で円安となった。


今日は2月の鉱工業生産指数が発表されたが、予想の前月比-0.6%に対して-0.9%となったので、ややネガティブとなったものの、生産の低下に寄与した業種が輸送機械工業であったため、自動車メーカーのリコール問題が効いた格好となっている。製造工業生産予測調査でも3月は1.6%から1.4%に下方修正され、4月は-0.1%となっている。3月に向けても電子・デバイスが牽引していくが、4月になるとやや息切れとなる可能性を示唆している。また、リコール問題による輸送用機械工業の下ブレには留意する必要がある。生産活動全般は、これまで前回のリセッション時に絞りすぎた反動からV字的な回復となったものの、足元ややスローダウンしているといった格好だろう。在庫調整は一巡した段階であり、それゆえ生産余力は大きいが、先行き経済に対して慎重さがみられることや、前回のリセッション時の過剰在庫のトラウマから、在庫を積極的に積み増していく感じではない。ただ、新興国などグローバル経済はアップサイドに振れた場合、こういった慎重さが徐々に薄れていく可能性がある。やがて踊り場が来るのだろうが、二番底という感じにはならないのではないかと思われる。


鉱工業生産・在庫の推移(以下はいずれも出所は経済産業省)


IndustrialProduction


在庫循環図・・・「意図する在庫増/在庫積み増し」局面入りといってもよいところに来ているかもしれない。


Inventry-cycle


業種別鉱工業生産指数(上位・下位20セクター)


upper_20

downer_20


生産指数上位のセクターではその他電気機器、半導体部品などハイテクセクターが2月に続いて占める格好である。半導体部品の生産拡大は続いているものの、その他のハイテクセクターはやや一服した格好である(1月の図表は2月26日エントリ参照)。一方で相変わらず設備投資関連のセクターの生産が下位となっているものの、金属工作機械は前月39.2から45.8に大幅改善しており、その他一般機械、通信機械なども改善を示している。この点からすれば、設備投資関連の生産動向に明るさが見られるような感じであり、設備投資に関して、機械受注などの先行指標の改善が示しているように、ボトムアウトを裏付けるものとなっている。この点はポジティブに捉えてもよいと思われる。


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