03« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»05

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

カテゴリ: スポンサー広告

tb: --    cm: --

国内マクロ定点観測~日銀短観 

今日の東京株式市場は続伸した。朝方発表された日銀短観で大企業製造業現状判断DIが-14、同非製造業業況判断DIも-14となったことを受け、国内景況感の回復を背景に買い先行で始まった後は第一生命の初値形成を見極めようとしもみあいとなったが、初値が公開価格を大幅に上回る16万円で決まったことを受け先物主導の相場展開となった。株式市場的には本日第一生命の上場が焦点となったが、注目された一本値のダッチ方式は以下のような形となった。


[広告] VPS



債券市場は大幅高の展開となった。期初から買い優勢の展開となり、投資家の押し目買いが一気に入った。10年債利回りは1.4%台を付ける場面があったものの、買い優勢の展開から低下し、1.355%まであった。円債市場も新年度相場で好需給ということが裏付けられた形だった。外為市場ではドル円が仲値通過以降リスク選好から動意、一時93.70円レベルまであった。


今日は日銀短観だったので、少し触れていくことにする。まず、大企業製造業業況判断DIであるが、製造業は-14で市場予想とほぼ同じところに着地した。一方で非製造業も-14となり、市場予想の-17から上ブレした。製造業中心の回復から内需まで裾野が広がっていることを示唆している。このあたりは商業販売統計の上ブレなどにみられるように個人消費(政策効果によって支えられたところが大きい)が底堅かったことなどが背景ではなかったかと思われる(以下のグラフの出所はいずれも日銀)。


業況判断DI


次に想定為替レートは、以下の通り。


2010年度 91.00
上期 90.97
下期 91.02



このようになっており、大企業製造業の経常利益+49.3%予想となっていることを考慮すれば円安効果というのは製造業にとってレバレッジのように効いてくることになる。ちなみに中小企業製造業の経常利益は+60.3%、中堅企業の経常利益は50.0%、全産業の経常利益は21.5%となっており、中小企業の方にまで景気回復の裾野が広がっていることを示唆している。次に設備投資動向であるが、大企業全産業で-0.4%となっており、やや慎重な計画となっているが、期初の段階からすればまずまずといった感じだろう。ストック調整圧力は緩和されており、生産・営業用設備判断DI(過剰-不足)は順調に低下している。


設備判断DI


また、雇用人員判断DI(過剰-不足)も大企業を中心に改善してきているが、相対的に設備に対して過剰雇用感はまだ払拭出来ていない


雇用人員判断DI


中小企業の雇用判断DIは12月の13から3月は15となっており、依然として失業率などは高止まりすることを示唆している。従って、景気回復が必ずしも力強いとは言い切れない部分も残っていることは確かである。雇用に関する判断はやや遅効性があるのかもしれないが、当面日本経済がジョブレス・リカバリーとなっていくことを示唆しているような感じであり、政策によって個人消費が支えられているが、いずれ剥落した場合。家計支出などは低迷する可能性が残されている。


資金繰り判断DIは大企業で12月の7から9に改善している。


資金繰り判断DI


資金繰りに関しては大企業から中小企業まで改善傾向が見られ、中小企業も-14(昨年の3月時点では-23)まで改善してきている。金融機関の貸出態度DIでも大企業はプラスに浮上、中小企業も-8(昨年の3月時点では-14)となってきている。この点からすれば企業金融も最悪期から脱し、回復軌道に乗っていると判断してもいいのかもしれない。


人気ブログランキングへ ←皆さんの応援よろしくお願いします! 

 

 人気ブログランキングへ



関連記事
スポンサーサイト

カテゴリ: 市場視点

タグ: マクロ  BOJ 
tb: 0   cm: 0

« 今晩の雇用統計を控えて~金利のリアクションに注目  |  ガイトナーの問題意識~自己資本規制改革と流動性 »

この記事に対するコメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://marketwatcher.blog61.fc2.com/tb.php/166-b060db14
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。