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オーバーナイト・イベント 

今日の東京株式市場は反発した。インテルの決算を受け電機に買いが入るものの、シンガポールの1-3月GDPが前期比年率で+32.1%を記録したことでアジア景気の過熱感から早期利上げ思惑が燻る展開の中で伸び悩みの展開となった。債券市場は続伸した。米国の長期金利低下を受けて買い優勢の展開となった。外為市場では今晩の小売売上やバーナンキ議長発言、明日の中国指標を受けて様子見の展開となり、方向感がない展開となっている。


最近あまり相場について物事を語ることもないが、現状の相場に関しては調整局面だろうと思う。裁定買い残が前週比5711億円増加の2兆4990億円に増加しているので、スピード調整を伴いながらこういった仮需の玉をふるい落とすしかなかろうとも思われる。また年金のリバランス、もしくは銀行生損保などの益出し売りを吸収出来るだけの買いは入らなくなってきているのだろう。


今晩から明日に掛けてイベントが多すぎるのでこれを消化しないと相場は次の展開に進めないのだろう。


(1)JPモルガンの決算


インテルの好業績は世界的な経済成長をキャッチアップする意味でポジティブだった。しかし米国の負の部分も同時に抱えるというべき、JPモルガンから始まる米銀決算の動向には十分気を払わなければならない。米銀の動向に関しては強気な見方と弱気な見方があるようだが、個人的には、トレーディング部門、特に債券市場の地合悪から収益が思った以上に上がっていないのではないか?とも思える。もちろん、スティープ化が利鞘改善に貢献ということもいえるのだろうが。貸倒引当の増減も見定めたい。(追記)トレーディング部門の収益は好調。スティープニング効果だろうと思われる。但し、リテール部門は赤字から脱しておらず、まだまだ本調子には程遠いのかもしれない。


(2)米3月小売売上&CPI


小売売上は予想のハードルが高い。全体で前月比+1.2%、自動車・部品除くと+0.5%となっている。3月は2月の大雪の反動とイースター商戦があったので消費の先食いが起こっている可能性も指摘されている。とはいえ、強めの数字が確認されれば米国の内需も回復軌道に乗っているとみるべきなのではなかろうか。CPIは相変わらず低調だろう。米国で物価が上がらない要因は幾つかあるのだが、アウトプットギャップが強調されるきらいがある。個人的には昨日の輸入物価で確認されていることだが、ドル高が相対的に物価上昇圧力を緩和させている側面も大きいと思われる。


(3)バーナンキ議長議会証言


これはEST10時(JST23時)からなのだが、FedのサイトにTestimonyが即公表されるので、そこでいろいろ確認していけばよい。具体的な出口戦略を語るのであろうが、市場の一部には"for an extended period"のフレーズが削除されるのではないかとの見方(出所がメドレーグローバルなので過小評価は禁物)もあるようだ。個人的には利上げに対してはまだ牽制球を投げなければならない時期であり、"for an extended period"な期間据え置かれるだろうが、その他の資金吸収プログラムは割と早い時期に発動されるのではないかとも思われる。政策変更を示唆する内容ならばそれはサプライズであり相場も一気に動くかも知れない。その点は十分Testimonyを熟読しながら判断されたい。


(4)ベージュブック


3-4月にかけての米国の経済状況をまとめた文章であり、Fedの政策判断の材料として使われる。アップサイド色の濃いものになれば今月末のFOMCに向けて思惑が立っていくところかも知れない。一方で商業用不動産など米国が抱える負の部分についての言及もなされるものと思われる。確認したいのは製造業の堅調さ、内需の持ち直し(個人消費など)、雇用の判断、住宅・商業用不動産の動向、このあたりについて包括的な言及がなされる。バーナンキ議長の議会証言も絡めていよいよ月末のFOMCへの思惑が立ってくる時間帯に入る。


(5)中国指標


予定では明日の11時に中国の1-3月のGDPを始めとしてCPI、PPI、鉱工業生産、都市部固定資産投資、小売売上などが発表される。注目はCPIと固定資産投資であり、物価上昇のピッチが加速しているかどうか、そしてストック投資の過熱感が続いているのかどうかといったところがポイントとなる。本日発表された1-3月の不動産投資は35.1%となり、1-2月から増加、過去最大になったとの見方もある。これはCPIが預金金利を上回ったことで不動産投資がブームになっていることを裏付けるデータだろうと思われる。いずれにせよアップサイドの数字を放置すればバブルの懸念を強くさせるので、金融引き締めへの懸念を強くさせることになる。鉱工業生産に関してはややモメンタムがスローダウンするものと思われ、生産活動は抑制されていくことが確認されても、CPIが金利を上回るピッチであれば投資ブームの過熱感を指摘する声は一段と強まることとなり、市場は人民元切り上げや利上げを十分織り込むところに差し掛かるかもしれない。


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カテゴリ: 市場視点

タグ: Fed  FOMC  マクロ  中国  人民元 
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