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国内マクロ定点観測~鉱工業生産 

今日の東京市場は株式が続伸、債券は続落、外為はやや円安に振れた。株式市場では先週末フィッチ・レーティングスがスペインのソブリン格付をトリプルAからダブルAプラスに引き下げたことを受けDJIAが3桁の下落となったことから売り先行で始まったものの、月末要因から買い進まれる動きがあった。しかし終盤に売りが出されて小幅高で引けた。債券市場は朝方買い先行で始まったものの、明日の10年債入札を控えて先物にヘッジ売りが出されたほか、株式が強含む展開となると一転して下げる展開となった。外為市場では英米市場が休場でフローが少ないなか円安の動きとなっていった。


フィッチ・レーティングスによって格下げを受けたスペインの話は甘くみない方がいいだろう。何度かエントリでも指摘しているが、おそらく6月以降の警戒要因として意識されていくものと思われる。欧州の金融機関で信用収縮懸念が強くなっているが、コーポレートファイナンスにも波及しつつある。コーポレートCDSの指標であるiTraxx Europeシリーズは軒並み高止まりしており、欧州圏の民間企業にも信用リスクが意識されている(出所:Markit)。


iTraxx Europe


このような指標を見る限り欧州株式に関しても慎重な見方をしておくべきなのだろうとも思う。仮にスペインの問題がシステミックリスクに発展した場合には企業金融においても影響なしとはいえないだろう。BarronsのようにBlue-Chipsならそれはそれで選好されるのかもしれないが。


本日は鉱工業生産が発表された。市場予想は前月比+2.5%だったが、実際に出てきた数字は+1.3%だった。以下のグラフは鉱工業生産指数と在庫指数の推移である(出所:経済産業省)。


Industrial Product


同時に発表された製造工業予測調査において5月は+0.4%、6月は+0.3%となり、引き続き生産は伸びる予測が示されているが、やはり直近のデータは2009年Q1以降から続いたV字回復のモメンタムが低下したというべきだろう。一方で在庫水準は低位に留まっており生産余力はまだ大きいと思われる。在庫循環図においては在庫が伸びてきているものの、出荷のモメンタムはやや低下しており、現状「意図する在庫増」の局面であることは変わらないが、今後、短期的な景気のピークの時期に差し掛かるかもしれない。以下のグラフは在庫循環図である(出所:経済産業省)。


Inventory Cycle


今回の鉱工業生産を押し上げたのは一般機械工業、金属製品工業、その他工業などであった。一方で今年前半の生産の伸びを牽引した輸送のモメンタムが落ちてきている。除く船舶・鉄道車両で4月は102.0となり、前月の102.3から低下している。以下のグラフは輸送用機械工業(除く船舶・鉄道車両)の生産指数である。


輸送


業種別上位、下位は以下の通りである。


鉱工業上位
鉱工業下位



光学部品やバスは足元で生産が拡大しているものの、その他電気機器などはやや低下しているものの、それでもなお電機や電子部品などは高水準で推移している。一方で下位には相変わらず設備投資関連のセクターが多いが、金属加工機械など工作機械や産業用ロボットなどは足元で伸びており、設備投資動向がボトムアウトしていることをより裏付ける内容となっている。



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