10« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»12

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

カテゴリ: スポンサー広告

tb: --    cm: --

逃避先に駆け込むマネー~欧州とアジア資産 

今日の東京市場は株式が反落、債券が反発、外為はユーロドルがもみ合う展開となった。株式市場では朝方から売り優勢の展開、自動車株が安くなるなどして日経平均も年初来安値を更新していく展開となった。債券市場では株安や先物で限月交代に伴なう買い物が入り金利は低下、JGB10Y利回りは1.20%まで低下した。外為市場はユーロが1.19ドル台でもみ合う展開となっている。


昨日2つのアセットが過去最高値を更新した。一つはゴールド、もう一つはスイスフランの対ユーロ相場である。


金スポット


XAU


ユーロスイスフラン

EURCHF


ユーロスイスに関しては昨日のロンドンFIX直前に1.3750フランを割り込むところまで売られたが、介入観測から1.390フランまで買われた後は再度売り直しの展開となっている。金相場も過去最高値の1,254.50ドルを付けに行く場面があり、その後は反落気味となっている。この2つのアセットは今のところ安全資産として信頼性が高い部類のものとなっている。この2つに続くものとしては、ドル、米国債、円といったものとなっている。一方で資本が流出している資産として目立っているのは、ユーロ、ポンド、アジア資産だろう。ユーロとポンドに関しては連日各所で伝えられているが、見逃せないのはもう一つのマネーフロー上の変化だろう。


ここにきてアジア資産についても売られてきている。(今日はデッドキャットバウンズから大幅高とはなっているが)中国株は極めて不振であるし、韓国ウォンについても直近で安くなっている。韓国ウォンについては為替のフォワード取引に関する規制策が発表される見通しであると聯合ニュースが伝えているようである。以下のチャートはKRW/USD。


KRWUSD


つまり、マネーの動きからすれば、欧州の資産からドルやフラン、ゴールドに逃避しているのと同時に、アジアなどのエマージングマーケットからホットマネーがドル回帰の動きとなっている(円資産は除く)。この動きは欧州問題をトリガーとした投資家のリスクアペタイトの低下によるものが大きいと思われる。しかし、もっと考慮しなければならないのは足元の中国経済をめぐる懸念があるのだろう。今日の日経に中国の賃金引き上げの記事が載っていたが、賃金インフレが足元で起こっている中で、さらに景気の減速感も伴っているので、スタグフレーション的な兆候も起こっている可能性も否定できない。そうなればアジア資産は買いの対象にはなりにくい。


今の段階はまだマネーの動きが混沌としていて見極めがつきにくいが、いずれ投資家の運用スタンスがはっきりしてくる。ホールドすべきもの、リデュースすべきもの、セルオフすべきもの、ショートすべきもの、こういったことを決めている最中なのだろう。アジアについて、判断材料として注目されるのが11日の中国指標ということになるが、それを前にしてCPIのリークがあったようでそれによれば5月は3.1%であると伝えられている(ロイター「5月中国CPIは前年比3.1%上昇、輸出は約50%増=関係筋」参照)。



人気ブログランキングへ ←皆さんの応援よろしくお願いします! 

 

 人気ブログランキングへ


関連記事
スポンサーサイト

カテゴリ: 市場視点

タグ: ユーロ  中国  金投資  スイスフラン 
tb: 0   cm: 0

« 慎重な米経済への見方~ベージュブックの要点整理  |  中国の金融機関への懸念~上海指数一時2,500ポイント割れ »

この記事に対するコメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://marketwatcher.blog61.fc2.com/tb.php/219-2f5cacf5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。