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PIGSの不振について~Worldcup & "Sovereign Debt Games" 

今日の東京市場は株式が反落、債券が反発、外為市場ではユーロが夕刻以降大きく買われている。株式市場では朝方から利益確定売りが出され、上海市場がマイナスサイドに触れると下げ幅を広げる場面があった。債券市場では米国債が反発したことや株式市場が軟調に推移したこともあり買い進まれた。外為市場ではスペインの国債入札が好調だったことから夕刻以降ユーロが大きく買われ、1.240ドル近辺に肉薄している。


注意:今日のエントリはジョークを交えながら書いています。


Source:Reuters
(Source:Reuters)



ワールドカップが盛り上がっているが、マーケット関係者(私個人だけではない)のサッカーファンにとってこの大会は「波乱」なのだ。何が波乱なのかといえば、


PIGSで第1戦を終わって勝ち点3を取った国がない


ということである。南欧のチームが予選リーグ第1戦でどこも勝っていないというのは普通の感覚でいえば番狂わせに近い。確かにギリシャはそんなに強いチームではないし、イタリアも史上最弱との声もある。しかし、クリスチャーノロナウドを擁するポルトガルがコートジボワールに引き分け、さらに優勝候補筆頭であるスペインが昨日スイスに負けた。スイスは確かにフィジカル面が強く、ディフェンスの意識が相当高いチームだったが、誰もがスペインはその上を行くチームだと思っていた。


マーケット関係者はこの結果を受けて以下のようなコメントを出している(FT Alphaville "All eyes on Spain -- and not in a football sense"より)。ドイツ銀行のJim Reid氏は以下のように発言している。


After the first round of World Cup matches, the tournament is starting to show signs of becoming a microcosm of events in the Sovereign universe. After Spain’s defeat yesterday, none of the four EU peripherals in South Africa have won so far, and indeed the fifth failed to make the event due to a handball from a country at the core of Europe. Rather like in the Sovereign space, Germany have been the stars so far, with the Latin American countries also performing well (e.g. Brazil and Argentina). England (read the UK) were neither here nor there and the US managed to out-perform expectations. Let’s see what the second round brings

ワールドカップの第1戦が終わり、トーナメントはソブリン銀河系のイベントの縮図となりつつある兆候がみられる。昨日のスペインの敗北で、南アにおける4つのEU周辺国は勝ち星が遠くなってしまい、5番目の国も「ハンドボールのイベントにしてしまって」破れてしまった(註:イングランドのゴールキーパーのグリーンがセーブミスをしてしまって勝ち点3を取れなかった)。むしろソブリン銀河系のように、これまでのところドイツが輝いており、南米もパフォーマンスが好調である(ブラジルやアルゼンチンのように)。イングランド(UKと読む)は論外であり、米国は期待よりもアウトパフォームしている。第2節をみよう!


Monument SecuritiesのMarc Ostwald氏のコメント

the more scurrilously minded lateral thinkers may be wondering whether yesterday’s surprise Swiss victory against Spain in the World Cup might owe something to the Spanish eyeing that horde of Swiss FX reserves and wondering whether it might just find a higher yielding home at today’s auctions (only joking!)

穿って考えてみれば、昨日のスイスがスペインに勝ってしまったということは、スペインがスイスの外貨準備から何かを借りているのではないか?そして本日の入札で高利回り物を物色しているのではないか、とスペイン人は勘ぐっているのでは。


欧州のマーケット関係者のジョークはきついが、本日のスペインの入札結果は以下のようなものとなった。


30年債の応札倍率は2.44倍(前回は1.4倍)
30年債の平均利回りは5.908%(前回は4.758%)
10年債の応札倍率は1.88倍(前回は2.03倍)
10年債の平均利回りは4.864%(前回は4.045%)


10年債の入札は不調だったものの、30年債で底堅い需要が確認されたことからユーロがショートカバーを誘って大きく買われている。24時間前にスペインネタで売られて、スペインがスイスに負けて、入札好調でユーロが買い戻されて、という感じなので、この24時間の外為市場はスペインの動向に振らされていたのである(以下はEUR/USDの15分足)。


EUR/USD


どこが買っているのだろう?まさか、とは思うが。


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カテゴリ: 市場視点

タグ: ユーロ  外為  ソブリンリスク 
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