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PBoC利上げ~唐突な印象もこれ以上のインフレは容認できない? 

中国人民銀行(PBoC)が預金・貸出金利を25bp引き上げ、利上げを行った。貸出金利は5.56%、預金金利は2.50%となる。以下ステートメント(簡体字)。

中国人民银行决定,自2010年10月20日起上调金融机构人民币存贷款基准利率。金融机构一年期存款基准利率上调0.25个百分点,由现行的2.25%提高到2.50%;一年期贷款基准利率上调0.25个百分点,由现行的5.31%提高到5.56%;其他各档次存贷款基准利率据此相应调整(见附表)。



この国には2つの金利体系がある。ひとつは預金金利。もっとも低い金利となるのでベースの金利となる。貸出金利は銀行が融資する際の基準金利で預金金利に上乗せされた金利となる。預金金利を引き上げたので、資金吸収を意味する(マネタリーベースの縮小)。それと同時に預貸スプレッドを一定に保つため貸出金利を引き上げ(マネーサプライの抑制)ている。中国の場合一般的にここで利上げが成立する。


先日のエントリで、"「クリティカル・イレブン・ミニッツ」という判断からして利上げはリスクが高い選択肢"と書いたので個人的にも当然サプライズである。リスクを冒してまで利上げをしなければいけない理由があるとすればそれはインフレということになるのだろう。以下は昨日も掲載したが、CPIの推移である(出所:国家統計局)。


China CPI


2月以降中国はCPIが預金金利を上回り、実質マイナス金利となってきたが、8月のCPIは3.5%となっており、9月はさらに上昇している可能性がある。このことからPBoCにとって、これまでは実質マイナス金利の状態を景気刺激のために容認してきたが、ここからさらなる拡大はもはや容認できないレベルにまで達してきているものとみられる。9月の指標に関しては21日に発表されるのでそれを待たなければいけないが、おそらく今後もCPIが前年比3%台後半が継続するのであれば追加利上げを行って景気に配慮しながら実質マイナス金利の是正を行っていくのだろう。仮にCPIが4%を超えるならば利上げの幅も大きくなることもあるのかもしれない。同時にマネーサプライを抑制しなければならないほどであるとするならば、もはや預金準備率の引き上げでは対応しきれ無いほど貸出が増加して不動産投資にまわっているということになるのだろう。


RMB政策の動向に関心が集まるが、今後は利上げによってマネーが流入してくることになるのだろうから、取り敢えず(なし崩し的に)現状の一日の0.5%のバンド拡大という方向になるのではなかろうか。そしてある程度のRMB高を容認する姿勢を取るのかもしれない。





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カテゴリ: 市場視点

タグ: PBOC  金融政策  中国  人民元 
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2010/10/20 16:00 * 編集 *

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