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国内マクロ定点観測~7-9月GDP 

11月15日に国内の7-9月GDPが公表された。内容は以下の通りである。


・7-9月実質GDP +0.9%(前期比、年率は+3.9%)
・同名目GDP +0.7%(前期比、年率は+2.9%)
・GDPデフレータ -0.2%(前期比)



以下は国内GDPの推移と各項目の寄与率(出所:内閣府)


Japan GDP



以下ポイント


・民間最終消費がGDPを3.0%押し上げており、家計最終消費支出は前期比で+1.1%、寄与率にして2.7%となっている。このことは7-9月にエコカー減税の駆け込み需要が発生したほか、たばこ税引き上げによる一時的な押し上げ、さらには夏場の猛暑効果なども効いている。いずれの要因も10-12月に反動が出る見込みであり、今期の消費が前期比でマイナスに落ち込む可能性もある。またエコポイントに関しても12月から半減になり、その需要である程度支えられる可能性もあるが、1-3月にはその反動も拭いきれず、先行きの消費動向にも不安が残る。


・民間設備投資に関しては前期比で+0.8%となり、寄与率は+0.4%となった。これは7-9月の法人企業統計を受けて大きく修正される可能性が高く、現段階でのコメントは適切ではないのかもしれないが、4-6月の+1.8%からすればモメンタムは低下している。設備投資の動向については回復しているものの、緩慢さが否めないものとなっている。


・公的需要について、公的固定資本形成は5四半期連続でマイナスとなっており、相変わらず政府支出には頼れない経済となっている。本日4兆8513億円補正予算が与党多数の賛成により衆院を通過するが、執行時期などによりその効果は1-3月に表れるものと思われる。


・輸出は前期比+2.4%となっており、1-3月の同+7.0%、4-6月の同+5.6%からモメンタムは低下している。円高のリスクも残り、鉱工業生産からみても生産調整の色彩が濃く出ている現状において、今後1-2四半期は外需に頼れないことを示している。輸入は円高が素材・原料高を相殺している可能性がある。


・鉱工業生産からすれば、9月は在庫循環サイクルの「山」を付けた格好となっている。今後は意図せざる在庫増のフェーズに入り生産調整を迎えることになる。在庫循環(キチンサイクル)は短期的な景気サイクルを形成付けるものであるので、以前から指摘してきたように日本経済は8-10月でピークをうち、現状は減速の段階に入っているものと思われる。現状は減速の段階に入っているものと思われ、上記ポイントから10-12月はマイナス成長になるものと見込まれており、マイナスの幅は個人消費の動向などから浅いものと断言することは出来ない。さらに生産調整の立ち上がりが遅れる場合には1-3月期も予断は許さず景気後退(=ダブルディップ)の懸念も残されている


参照:国内マクロ定点観測~9月鉱工業生産




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