06« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»08

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

カテゴリ: スポンサー広告

tb: --    cm: --

定点観測~11月米製造業 

12月1日に米国で11月のISM製造業景気指数が発表された。以下はISM製造業景気指数の推移(出所:米ISM)。


ISM Mfg 20101202


ISM製造業景気指数の内訳


ISM Mfg table 20101202


11月のISM製造業景気指数は56.6となり、市場予想の56.5に対してほぼインラインの結果となった。業況の改善は世界経済の拡大によって外需などのセクターが好調だったことが要因だが、前月から指数がダウンしたのは建設業の業況があまりよくなかったことを反映している可能性がある。ISMのステートメントにおいても、


Manufacturing continues to benefit from the recovery in autos, but those industries reliant upon housing continue to struggle
製造工業は自動車の回復の恩恵を受け続けているが、これらの住宅に依存している産業は苦戦し続けている。




としている。18の製造工業のうち、コンピュータ・エレクトロニクス製品、石油・石炭製品、アパレル・革製品、機械、金属加工、プラスチック・ゴム産業、輸送用機械、電気機器、家電・コンポーネント、化学、そして鉄鋼などの産業で伸びが確認されている一方で、家具・関連製品、食品、飲料・タバコ、非金属鉱物製品、紙製品、その他製品の活動が収縮しているとしている。自動車産業やコンピュータなど外需に依存しいる業種の業況が拡大している一方で、内需もしくは住宅に依存している産業には依然として厳しい結果となっている。


新規受注は低下し、10月に受注と在庫のバランスが大きく改善されたが、11月はやや悪化している。新規受注が56.6と前月の58.9から低下、在庫が53.9から56.7に上昇している。以下のグラフは在庫/新規受注レシオ(出所:ISM)。


ISM Inventories_order 20101202


このグラフは受注に対して在庫がどのくらいの水準にあるのかを示しているが、9月までは受注が減少する一方で在庫が増加したことで、製造業活動のモメンタムが減速気味に推移してきたが、10月の統計ではこれが大きく改善された。しかし、再度11月はやや悪化を見せている。全体的なトレンドとしては受注と生産のバランスは今後良化していくものと見られるが、その道程は平坦ではないことが示されている。価格指数は69.5とやや低下、足元でややドル高や商品安が進んできたことを反映したものとなっている。しかし、高止まりしており、コスト削減圧力が掛かりやすくなるものと思われる。雇用指数については57.5となり、前月から若干の低下ではあるものの、製造業の雇用環境は悪くはなく、ある特定の企業で大幅なレイオフの動きがみられなければ、11月の雇用統計においても製造工業の改善はみられるものと思われる。以下のグラフはISM製造業雇用指数と製造工業雇用者数の推移(出所:米労働省・米ISM)。


ISM Employment 20101202


製造業全般としては7-9月に一度減速傾向を示したあとの立ち直り局面といった感じで捉えられるが、その道程はV字的なものではなく緩やかに改善していくものと思われる。リスクとしては現状好調な業種が外需であり、ドル高が進行していくと業況が悪化する可能性もある。



人気ブログランキングへ ←皆さんの応援よろしくお願いします! 

 

 人気ブログランキングへ




関連記事
スポンサーサイト

カテゴリ: 市場視点

タグ: 米国  マクロ 
tb: 0   cm: 0

« ベージュブック~強気なトーンが目立つ  |  国内マクロ定点観測~10月鉱工業生産 »

この記事に対するコメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://marketwatcher.blog61.fc2.com/tb.php/329-df94ab3f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。