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歪み訂正 

今日の東京株式市場は続落だった。一言でいえば買いたい弱気が充満する市場ということだろう。Fedの時間軸に絡む揺さぶりのアドバルーンから金利上昇懸念を言ってみれば、普段あまり材料視しない新築住宅販売をとりあげて住宅市場は息切れといって下げてみたりもする。昨日の9月の耐久財受注は評価すべき数字であったろうし、国内でも9月の鉱工業生産が上振れし、11月まで生産が上向くことを確認した。こういったところに目を瞑って弱いところを針小棒大に取り上げるのは如何に買いたい弱気派が多いかを物語っている。


ところで、今日の相場の特徴としてはNT倍率が急低下した。昨日の日経新聞の「まちかど」欄で取り上げられ、「外需株が内需株に比べて買い上げられている」とミスリードしたくらいまで大騒ぎしていたものが一気にアンワインドが入った。際立った値嵩株(決して外需株ではない)の急騰、銀行等加重平均型の銘柄が売られており、ある種の不健全な歪みを形成していた。市場の歪みが大きすぎてその訂正が入った形なのだろう。


NT Ratio


今日に関してはTOPIXの浮動株見直し(FFW)が引け値基準で行われ、パッシブファンドのリバランスが活発となり、買いニーズがある銘柄上位に銀行やトヨタなどがあったこともTOPIXの買い戻しにつながった側面もあるので、一概にこのトレンドが終息したと見ないほうがよいが、「行き過ぎたものに関しては是正バイアスがかかりやすい」とする市場メカニズムが働いたものと思われる。それにしても225の指数構成ウエイトの6%を占める銘柄が「空売りできない」のだから性質は良くなかった。この銘柄が仕手化すると日本の代表指標がいびつになるし(尤もこの銘柄にはそれなりに騰がる素地があり、株価形成のプロセス自体には特段違和感はない。同社株が割高か割安かは各人の判断に委ねることとする)、先ほどの「まちかど」ではないがミスリードを生みやすい。ITバブルの時の20銘柄入れ替えもそうであったように、こういった銘柄の特性を知らぬまま高流動性という名目で安易に指数組み入れを行った向きは反省を促したい。


最後に本日の米国市場に関してであるが、やはり今晩の7-9GDPを見極めたい。昨日は各金融機関が相次いで予想を引き下げた。ベンダーがまとめている予想は+3.2%であるが、ゴールドマン 3%→2.7%、モルガンスタンレー3.9%→3.8%、バンカメ2.5%→2.3%としているようにあまり過大に見ないほうがよいということだ。もちろん、バーナンキFRB議長が言うような「テクニカル・リセッション」からの脱却は果たせるのだろう。しかし、企業から家計まで広範なバランスシート調整圧力も加わったストック調整圧力から抜け出せる道筋が見えていない以上、足腰は非常に弱い内容と映ることは覚悟しておきたい。


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