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China View Mar.2011~引き締め加速へ 

4月15日に中国国家統計局は12月の経済指標を発表した。M2とRMB建て新規融資はPBoC(11日発表)。


・1-3月GDP 9.7%(YoY)
・鉱工業生産 +14.4%(YoY)
・小売売上 +16.3%(YoY)
・CPI +5.4%(YoY)
・PPI +7.1%(YoY)
・1-3月固定資産投資 24.5%(YoY)
・M2 16.6%(YoY)
・RMB建て新規融資 6794億元



1-3月のGDPは前年比9.7%の伸びとなった。市場予想が9.4%程度の伸びであったため、上振れの着地となった。1-3月が貿易赤字であったことを考慮すれば内需主導であり、個人消費やストック投資によって押し上げられているというイメージであろう。


鉱工業生産については前年比+14.8%となっている。以下のグラフは鉱工業生産の推移(出所:国家統計局)。


China IP 20110415.



傾向としては前月に伸びが加速していた鉄鋼製品の生産モメンタムがやや一服するも、セメント生産が急拡大している。このことからインフラ投資や住宅用及び商業用不動産(建設)投資が活発に行われているものとみられる。一方で自動車生産については春節の影響が出ていた2月よりはやや加速しているものの、低水準の伸びにとどまっている。このことから、加工組立産業についてはやや生産に頭打ち傾向が見られ、さらに今後グローバルなサプライチェーン障害の影響がどの程度出てくるのかを見極める必要がある。発電量の伸びはやや低下しており、暖房需要など季節的な要因もあるものとみられる。


1-3月都市部固定資産投資は前年比24.5%となった。以下のグラフは都市部固定資産投資の推移(出所:国家統計局)。


China Fix Investment 20110415.


1-3月の統計では第1次産業の投資が増加している。また、第2次・第3次産業も高水準を維持している。不動産投資については国家統計局は1-3月の不動産開発投資額が前年同期比+34.1%と発表しており、依然として3割程度の伸び率となっていることから、不動産投資が抑制されたという印象は持たれにくい


CPIは前年比+5.4%と前月から加速し、市場予想の5.2%程度を上回るものとなっている。以下のグラフは中国物価指標の推移(出所:国家統計局)。


China Inflation Data 200110415.



CPIについては前月比でみると+0.6%となっており、それほどインフレのペースが加速しているわけではない。また、PPIも+7.1%と前月から鈍化している。このことからインフレ圧力については高止まりと見るべきであろう。以下の表はCPIの詳細(出所:国家統計局)。


China CPI detail 20110415.



内訳を見ると、食料は高止まりの傾向が続いているが、サービスなどが上昇しており、住宅関連も伸びている。また、PPIについては鉱産が上昇しており、原材料も高止まりしている。さらに消費財や食料等川中から川下の物価も着実に上昇していることから、価格転嫁が着実に行われている。今後4月にかけて原油などの一次産品価格がさらに高騰しており、原材料価格の上昇モメンタムも再度高まっていくことも考えられることから、今後のインフレ圧力についてはなお強まるものと思われ、CPIの伸び率も上昇していくものと思われる。


マネタリー指標ではM2が前年比+16.6%、RMB建て新規融資が6794億元となった。以下はマネタリー指標の推移(出所:PBOC)。


China M2 and Lending 20110415.



マネタリー指標については1・2月の時期は特殊要因が出やすいので、トレンドの把握が難しくなってきているが、大手銀行の預金準備率が過去最高の20%に、政策金利(貸出金利)が6.21%に引き上げられているにも関わらず、RMB建ての新規融資は1月を除けば2010年4月以来の高水準と上振れしている。このことから最短で本日にも預金準備率の引き上げが行われる可能性があり、また4月5日に利上げが行われたが、5-6月にもインフレ抑制と貸出抑制を兼ねて追加利上げが行われる可能性が高い。また、1-3月は貿易赤字だったが、3月の外貨準備高は3兆ドルを突破しており、国際的にRMBのさらなる柔軟化を求める声が週末のG20でも高まっていくものと思われる。このことから、RMBの柔軟化についても時期は定かではないが、国内的なインフレ抑制策への要請が強まる段階で一段の政策強化が求められる可能性も考慮しなければならないのだろう。




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