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バフェット氏のアウトルックとストラテジー 

今日の東京株式市場は反発した。昨日のNY市場が朝安後切り返す動きがあって連休明けとしては落ち着いた動きだった。NY市場はウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイがバーリントン・ノーザン・サンタフェを440億ドル(債務継承分含む)で買収する話を受けて値を戻した。東京市場ではFOMC声明を前にして身動きが取れなかったが、41円上昇のうち27円程度はファーストリテイリングによるものであり、NT倍率も拡大した。TOPIXの0.73ポイント高というのが市場の実感体温だろう。


バフェット氏の話は、宮地塾の宮地鉄工さんが指摘しているが、将来的にB to C via Aという物流の構図が作られるとすれば、米国の鉄道は強力なインフラとなりうるとの読みがあったのだろう。ブラジル(リオ)から中国(上海)に穀物や資源を運ぶ際、パナマックスは速いのだが、名の通りパナマ運河を通らなければならず一隻当たりの容量は限界がある。ケープサイズを使うとなれば容積は大きいがアルゼンチンから太平洋に向かうか、ケープタウンを通るルートとなり、時間が掛かる。そこで、米東海岸で一旦陸揚げし、鉄道輸送で西海岸まで運んで太平洋を通過するルートを考えるとすれば、最も速く大量に物流が行われるということだ。


彼の読み通りにいくかどうかはわからない。しかし、少なくとも今後ブラジルが世界最大の資源・穀物の供給地となり、中国などアジア地域が世界最大の生産・消費の拠点となることは自然な成り行きといえる。そのルートに鉄道などのインフラが整ったアメリカを使うとすれば、米国は21世紀版シルクロードの重大な中継ポイントを担うことなる。今後オバマ政権が雇用対策にせよ高速鉄道を大陸横断で作ることにでもなれば、高速かつ大容量の物流ルートを築きあげることになる。東西海岸の港湾設備もさらに拡充されるだろう。停滞する米国を浮揚させるにはエマージング諸国を見据えながら、こういったところを攻めていくのは自然なことなのかもしれない。


バフェット氏は膨大な金額を投じ「賭け」に出ようとしている。バリュー株投資から身を起したが、最近の彼の投資行動はこういったアウトルックとストラテジーに基づいている。


ちょうど日本経済新聞出版社からウォーレン・バフェット伝が上梓される。読書の秋も後半の時期、バフェット氏の投資哲学に思いを深めてみてはいかがだろうか。


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