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SNBがユーロスイスフランの最小レートを1.20に設定~フラン安に対応 

スイス国立銀行が6日、ユーロスイスフランの最小レートを1.20に設定するとの声明を発表した(タイトルを変更しました。)。


Swiss National Bank sets minimum exchange rate at CHF 1.20 per euro


The current massive overvaluation of the Swiss franc poses an acute threat to the Swiss economy and carries the risk of a deflationary development.

現状の過剰なほどのスイスフラン高はスイス経済や国内をデフレへのリスクをもたらす恐れがある。

The Swiss National Bank (SNB) is therefore aiming for a substantial and sustained weakening of the Swiss franc. With immediate effect, it will no longer tolerate a EUR/CHF exchange rate below the minimum rate of CHF 1.20. The SNB will enforce this minimum rate with the utmost determination and is prepared to buy foreign currency in unlimited quantities.

従って、スイス国立銀行はスイスフランをかなりかつ、持続的に弱くさせる目的とする。即効果をもたらすために、ユーロスイスフランの外為レートの1.20以下は許容しない。SNBでは最大限の決意でこの最小レートを設定し、無制限の量の外貨を購入する準備がある。

Even at a rate of CHF 1.20 per euro, the Swiss franc is still high and should continue to weaken over time. If the economic outlook and deflationary risks so require, the SNB will take further measures.

ユーロスイスフランが1.20であっても、スイスフランは未だに高いが、時間の経過とともに弱くなっていくだろう。経済の見通しやデフレのリスクによって必要であれば、SNBはさらなる手段を講じていくつもりである。



スイスフランが1.20ユーロを割り込む場合には無制限の介入を行うとしている。以下はユーロスイスフランのチャート。


eurchf 20110906



これまで取られた政策はリザーブターゲットといった量的緩和的な手段であったが、SNBとしてはデフレのリスクや国内経済の下振れ要因がスイスフラン高としており、より強くかつ即効性のある政策として、外国為替市場での介入を再開することとなった。それも1.20フランを割り込んだところでは無制限の介入を行っていくとしているので、この1.20ラインというのは相当意識されていくものと見られる。しかし、問題はユーロ安であり、ユーロ圏の諸問題が解決されていかなければ、1.20フランは維持されるだろうが、さらに通貨安となることを見込むのは難しいようにも思われる。また、「国際金融のトリレンマ」にもあるように、「固定相場制」、「独立した金融政策」、「自由な資本移動」の3つは同時に実現することはできない従って、仮に介入もしくはペッグによって、「独立した金融政策」が奪われてしまうと、中長期でインフレの懸念が高くなり政策をインフレ抑制に方向転換せざるを得なくなったときに、かなり厳しい立場に追い込まれることにもなる(具体的にいえば、利上げなどの金融引き締めはECB次第もしくは追随ということになる)。いわばリスクも高い政策ということがいえるだろう。


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2011/09/06 21:08 * 編集 *

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