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ドバイ発世界同時リスクオフ 

今日の東京株式市場は大幅続落した。昨日の東京時間が終わってドバイの政府系投資会社のドバイ・ワールドの債務返済要請がなされたというニュースが欧州で流れ、特にエクスポージャーが多いとされる英国のFTSEが急落(システム障害も加わって)という形で、GLOBEX225先物も9,200円台前半のところで推移しており、これが基準となることが意識されたが、8時15分過ぎから外為市場でドル円が急落、一気に85円割れを示現した。その時のtwitterのTLは以下の通り。


ドル円が急速に売られている。昨日の安値を切っている。 #zaraba
posted at 08:13:11

レートが飛んでいる #zaraba
posted at 08:16:04

86円割れ
posted at 08:16:33

今の時間帯なんて誰も取引していないからオプショントリガーに引っかかると一気に動きやすい。
posted at 08:18:39

ところで、ドバイもしくはUAEの外準はいくらあるか、ご存知の方いらっしゃいますか?
posted at 08:21:45

介入注意
posted at 08:27:16

85円割れ
posted at 08:43:26

こんなことを書いていた。オープン以降は外為市場で「レートチェック」が行われているという噂による買い戻しや本邦輸入筋からの仲値決済がかなり入り、その時点ではまだ付いていないレートでの仲値(三菱東京UFJ銀行:86.30円)が提示された。また、政府要人からの口先介入があり、藤井財務相は「G7」とか「G20」などといった発言まで至っていた。これを受けてもみ合いに終始していたが、後場になると今度は国内の銀行がドバイ・ワールド向け与信の数字が市場で流されるとパッシブ系の売りが加速、NTショートを振り向けていた筋のアンワインドも巻き込みながら9,000円割れが射程に入るような感じだった。


ドバイショックという感じだが、UAEは首長国。その中でイニシアティブを持っているのはアブダビ(マネーもオイルも持っている)であり、そこが救済して解決していくのではないかという見方がある。個人的にもそのように思われるが、リスクマネーの揺り戻しの絶好の口実を与え、しばらくはトラウマとして残るだろう。


今日はいろいろ相場が動いているので、個人的な見方を示しておきたい。結論はドル安よりもドル高の方が怖いということである。但しドル円は特殊ペアなので、ドル高の動きの例外である。


■ドル円

昨日伺った86.60円ライン(介入が意識される過去5年移動平均からのマイナス20%乖離)付近でもみ合ったが、結局これを明確に下回ったことから投げ売りが出され、オプション絡みの売りも一気に進み、95円割れまでデルタヘッジの嵐だった。また商いも薄く投機筋には介入催促を行った向きもあっただろう。その後は介入発言や日銀のレートチェックの観測から買い戻された格好だろう。その後はもみ合いとなっている。


USDJPY


問題は実弾介入があるかどうかである。個人的にはいろいろ考えたが「協調介入の可能性有り」というシナリオを取りたい。米国のトレードオフは生きている。特に米国債はナーバスなところだろう。表向きはドル安容認だが、裏では当然大量のトレジャリーのファンディングをこなさなければいけない台所事情なので介入Welcomeなのだろう。今週の米国債の入札における間接Bidは驚異的な数字で、

<7年債入札>

最高落札利回りも2.835%(市場予想を下回る)、応札倍率は2.76倍(過去9回平均は2.53倍)、間接ビッドは62.5%(過去8回平均の48.2%を上回る)

<5年債入札>

最高落札利回り2.175%(市場予想は2.208%)、応札倍率は2.81倍(過去10回平均2.28倍)、間接ビッドは60.9%(前回54.8%を上回る)

<2年債入札>

最高落札利回りは0.802%(市場予想の0.786%)、応札倍率は3.16倍(前回の3.63倍を下回る)、間接ビッドは44.5%(前回と同様)。

こんな形でやや長めのゾーンにまで中銀を含む買いが入っていることがわかる。逆の見方をすれば各国の介入資金はここに向かっているということだ。日本の介入があれば米国債のファンディングはさらに安定する。ここが落とし所として有力な感じがする。


■ドル・ストレート

ロンドンオープン以降ポンドを中心に急落している。リスクマネーは確実に逆流している。そしてICEのドルインデックスが一気に値が飛ぶ展開となっている。安全資産選好が強まる過程の相場展開となっている。さらにドバイの問題も兼ね合わせて年末に向けてユーロダラー市場がタイトとなる可能性は大きくなっている。


■株式

リスクオフなのだから素直に下がらざるを得ない。但し、日本株について、TOPIXの3月月中平均に近づく局面ではメガバンクは含み益から含み損を抱えることになり、金融システム問題に発展する可能性もあるため、日銀なり財務当局なりが監視・介入せざるをえない状況になることも想定している。これがバッファになればよいが...


■商品

原油が暴落している。76ドル台前半から4ドル程度下げている。今回の騒動がUAE発なので、アブダビにも影響を与える。彼らのファンディング手段は原油でなされるわけだから、増産思惑も働くかもしれない。他の商品はドル高なのだからゴールドも例外なく下げるのではないと思われる。


こんなところだろう。金融市場間だけでぐるぐる回っていた過剰なマネーが巻き戻しに入っている。従って、世界はリスクオフモードにとっくに入っていることだけは認識しておくべき局面であり、「ドル安」を唱えることはもう時代遅れだろうと思われる。



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