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年末相場の展望 

今日の東京株式市場は反発した。終値ベースでの年初来高値まであと5円に肉薄する展開となったが、NT倍率が11.62倍とITバブル時の225構成銘柄大幅入替以来の水準となっている。以下のチャートはNT倍率の月足ベースの推移である。

NT Ratio


このことは何度も述べているが値嵩株が新値を更新している中でTOPIX型の銀行株が安値圏で推移していることがあるのだろう。値嵩株が新値を更新しているのは、11月のように例の特定株が騰っているのではない。ハイテク株が強いのだ。この要素としてはいくつかあるのだろうが、円安効果による見直し買いが入っているのだろう。本日示された11月の鉱工業生産においても生産の回復基調は続いており、好地合をサポートするものとなった。以下の図は鉱工業生産指数及び在庫指数の推移である(12・1月は予測調査、出所:経済産業省)。


鉱工業


11月の鉱工業生産について、生産予測調査で示されたことは1月まで生産は拡大することである。さらに在庫が低水準にある。このことは企業が景気に対して不透明であるがゆえ在庫を積み増す動きに慎重であることが読み取れるが、逆に言えば今後経済が緩やかではあるが「息の長い」回復、すなわち景気の持続性が期待出来うる、ということでもある。二番底懸念は後退しつつある。10-12月のGDPは7-9よりも減速する可能性があるがプラスを維持し、1-3月については、公的固定資本形成がマイナス寄与でGDPが押し下げられ、一時的にマイナス成長になるリスクは残るものの、それは踊り場的な様相となるのかもしれない。個別では輸送機械工業が牽引しているが、一般機械も増加基調にある。この点において設備投資関連にも物色が集まっている。特にFリテに続く値嵩株であるファナックなどにも物色が集まっていることがそれを表しているといってもよい。半導体製造装置の2銘柄も相当戻しており、この点で指数を牽引しているといってもよい。このあたりは株式市場の物色傾向からしても外需優位の展開であるといえる。


さて、年末も差し迫った時期であるが、株式市場は30日までオープンであり、外為市場は東京時間で元旦の朝、NYクローズまで続くので、年末相場の展望をしておきたい。


■株式市場

NY市場は堅調、コンファレンスボード消費者信頼感指数やシカゴPMIなど、景気指標の改善が示されればウィンドウ・ドレッシングへの期待が大きくなる。好パフォーマンスの年の終わりは強いのだろう。日本株も外国人の買いが継続して入り、それこそ「掉尾の一振」ということになるのだろうが、arrowheadに絡むシステムリスクは頭に入れて置きたい。つまり、大納会にarrowheadに対応しきれない自己の手仕舞いがどの程度でるかが焦点で、裁量ディーラーだけでなく、裁定業者の動向も見極めたい。


■債券市場

JGBに関しては、ほぼ年内の取引は終わり。JGB10年利回り1.3%台でどの程度リバランスの売りが出されてくるかが焦点。半面で米国債は2・5・7年債入札が警戒され、おそらく人気は薄いのだろう。長期ゾーンにかけて金利は上昇を見込み、UST10年利回りは3.9%台まで射程に入れて置く。


■外為市場

ドル円は本日の仲値でほぼ決済終了という感があり(つまりドル円の相場は年内もうおしまい、ということ)、東京時間は参加者が薄くなっていくだろう。一方で明日のロンドンからHF中心に市場関係者は一気に現場に帰ってくる。つまり明日の夕刻以降急速に流動性が高まっていくということだ。特に重要な時間帯は、大晦日の「紅白歌合戦」の終盤あたりの頃に発表されるイニシャルクレームである。いよいよ来月の雇用統計が意識されていく中、件数の順調な減少が確認された場合、ドルが一段高となる可能性が高い。駆け込み的なドルファンディングもあるため、特にブルな数字が出た場合は動く可能性がある。ドルストレートを扱う場合にはこの点を注意しながらの年末年始を迎えて頂きたい。


■商品市場

ドル高想定なので金は軟調を想定だが、原油はヒーティングオイルなどエネルギー需要増加の思惑や、地政学リスクが意識され強含むのではないかと思われる。オイルとドルのRは一時的に崩れる形になる可能性もある。


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